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2010年7月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第578問

2二龍・3二金・5三金・4一玉・3三桂・同金・4二金まで7手詰。

5三金は3三玉で逃げられてしまう。そこで3三へ出さないようにまず2二龍と引く。合駒を考えるのが面倒かもしれないが、実戦では必要なこと。ここでは角と金しかないため、難しくはない。いずれも3三桂が利き、角の方が二手短い。

第579問

8一銀・6一玉・6二金・同玉・8二飛成・5一玉・5二金まで7手詰。

玉と飛車の位置が左右逆なら6一銀や6二金などの送りの手筋も良く出るが、この場合は広い方へ逃がしてしまうため駒が足りない。
3手目6二金が手筋の一着。この一手に気づかず8二飛成と成ると逆に詰められてしまう。

第580問

6一飛成・7一銀・同龍・同玉・7二銀まで5手詰。

初手6一飛成はこれしかない。9二玉は7二龍なので合駒する一手だが、その合駒は角金銀桂でそれらをすべて考えることになる。
そのうち角と桂は7二龍という手がありその手に気づけば詰み。金と銀は同龍と切ってその駒を打つまでだ。

第581問

8四桂・同歩・8二金・9三玉・7二金(8一金)・8三玉・8二馬まで7手詰。

8二金・9三玉・8一金と追い出してしまうのは、この局面ではとても詰まない。
8四桂が封鎖の手筋。同歩と取らせることで逃げ道がなくなり8二金から開き王手で捕まる。なお、7四があいている場合は逃げられるので注意。

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