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2010年12月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第599問

4五龍・同歩・2六金・2四玉・3五銀・3三玉・3二銀成まで7手詰。

1六にすり込まれると捕まらないので金を取って金を打つ一手。5手目も銀を打つしかないが、最後の一手3二銀成が実戦ではちょっと見えづらい。3二金や3四銀ではいずれも捕まらないので注意が必要。

第600問

3二飛・5一玉・4二飛成・6一玉・8三角・7一玉・7二角成まで7手詰。

飛車を打って下段に落とし離し角まで。単純だが、初手4二飛と手拍子で近くに打つと、飛車の成れる場所がなくなり詰まなくなる。また8三角も7二角と付けて打つと詰まない。実戦では細心の注意が必要だ。

第601問

2二銀打・2四玉・3六桂・3五玉・4六金・2五玉・3七桂まで7手詰。

2二銀打に1二玉は1一金で詰み。尻金は初心者のうちは見落としやすい。2四玉には桂を打って最後2九の桂を跳ねれば詰み。このような形のて詰みも実戦では良く出るが、1七桂と跳ねると1六玉とすり込まれるので気をつけたい。

第602問

9五銀・9三玉・8五桂・9二玉・9三歩・9一玉・9二金まで7手詰。

8五銀では9三玉の後、後続がない。8五桂の筋を残しつつ9五銀と出るのが正解。7五玉には7六歩・同玉・6六金があるので9三玉と引くが、その時、8五桂と跳ねられるのが9五へ出た効果。以下は打ち歩にならないよう歩金の順に打つ。

第603問

1七角・1五玉・3五角・1六銀・同香・同玉・1七歩・1五玉・1六銀まで9手詰。

2七歩は打ち歩で打てないし、5三角とこちらからの王手は4四歩で止められてしまう。そこで1七角から3五角とここに出て開き王手するのがうまい手(成ってしまうと後で2四へ落ちられる)。後はどの合駒でも読み切るだけ。

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