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2011年1月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第604問

8一銀成・同玉・6一龍・7一金・同龍・同玉・7二金まで7手詰。

いきなり金を取っても詰まないので、8一銀成から6一龍と迫る。ここでの合駒を一通り考えるのがちょっと難しいが、歩は8三の龍で7二龍上と取り、9二玉に8三金まで。桂は6一の龍で金を取れる。金引きは同龍と取れることに気づけば正解となる。

第605問

1三歩・同玉・2一飛成・4六銀・2四銀まで5手詰。

2一銀は1三玉で、2三銀は2一玉と落ちられ、2二歩は二歩で打てず詰まない。
1三歩と打ち、同玉の一手に2一飛成と開き王手で成り込むのが正解。これなら4六の角を取られても2四銀までの詰みとなる。

第606問

9三銀・同玉・8二銀打・9二玉・9一銀成・9三玉・8二銀不成・同玉・9二金まで9手詰。

8二金のような俗手は通常は考える必要すらない。9三から捨て9一銀成と捨てるのが手筋。同玉は8二金なので9三玉と逃げるが、8二銀不成が手筋の好手でピッタリ捕まる。よく出る筋なので覚えておきたい。

第607問

6一龍・同玉・7一金・6二玉・7二金・同玉・7三桂(銀)成・6一玉・7二銀まで9手詰。

7三桂成が違うのであれば、初手は龍を切るよりない。同銀は7三桂成なので玉で取るが、7一金から銀を取れば7三に成り込むことが出来る。なお、5一へは角が利いている為逃げられない。このように局面は盤面全体を見る必要がある。

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