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2011年4月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第617問

4二龍・2二玉・3四桂・同銀・3三金・1二玉・3二龍まで7手詰。

4五桂と打つのは、2二玉で一枚足りない。そこで、4二龍と入るが、2二玉にすぐ3三金はまだ4三の銀が利いている。この銀の利きを外す3四桂が手筋。同銀と移動させることで、3三金から3二龍が実現する。

第618問

3五銀・同歩・3四金・同玉・4五金・2五玉・3五金まで7手詰。

詰みそうな王手がほとんどないので、3五銀から3四金にも気づくと思う。この局面は、4六歩がある為かろうじて詰むが、1三玉に2五桂と王手するのは実戦では詰まなくなることが多いので注意したい。

第619問

4四金・同歩・2六桂・2四玉・3四金・2五玉・1六銀まで7手詰。

初手2六桂には4五玉で全然詰まない。そこで、最初に4四金と歩の頭に金を捨てるのが正解。この手に気付くかどうかが全てで、同歩とさせることで、3二の馬を5四に利かせることが出来るという訳。以下は持ち駒を打っていくだけだ。

第620問

4四桂・同歩・4二金・3三玉・5二金(4一金)・4三玉・4二角成まで7手詰。

単に4二金では3三玉から4四玉と脱出される。そこでその地点を未然にふさいでおくのが手筋の4四桂。これで同歩でも同角でもこの地点がふさがる為、4二金から角の開き王手で詰みとなる。

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