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2011年9月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第639問

2三桂成・同玉・4一馬・3二銀・3五桂・1三玉・2三金・同銀・同桂成まで9手詰。

4四桂は筋だが、同歩で駒が足りない。また2三金も駒がなくなってしまう。
2三桂成がここでの好手で、同玉に4一馬と入る。この手順に気付くかどうかがすべてだ。後は桂から金打ちでやさしい詰み。

第640問

4三金・6一玉・3一龍・5一歩・同龍・同玉・5二金打まで7手詰。

4三龍では、6一玉で以下4一龍も5一歩・5二金・7一玉と逃げられてしまう。
金で取って6一玉に3一龍と入る。5一へ合駒する一手だが、同龍と取れることに気付けば詰みに至る。

第641問

3三金・1三玉・2三金・同玉・3二銀不成・3四玉・4四金まで7手詰。

3一馬は3三玉・4四金・2四玉で、3二銀成は1二玉で僅かに詰まない。
3三金が封鎖の手筋。同桂なら3一馬がある。1三玉と抵抗しても2三金と捨て、3二銀不成の手順が好手で詰みとなる。

第642問

8五金・7六玉・5四馬・6五歩・同馬・同金・6七金まで7手詰。

初手6三歩成と手拍子に王手してしまうと7六玉で事件が起きる。8五金と8六の地点に利かせておくのが平凡ながら好手。7六玉に5四馬と引いて6六の金を動かせば最後は6七金までの詰みとなる(8五金がいないと8六へ逃げられる)。

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