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2012年1月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第656問

1五香・1四歩・1二金・同玉・1四香・1三歩・2一龍まで7手詰。

実戦だと(有段者でも)とりあえず1一龍と回ってしまいそうだが、1手目でも3手目でも回ってしまうともう詰まない。
3手目の1二金がいかにも手筋。これの発見がすべてで実戦でもきちんと詰ませたい。

第657問

3六金・同玉・2七金・4五玉・5七桂・5六玉・4五銀まで7手詰。

4三龍の王手は4四角が逆王手で失敗。3六金と取り、2七金と銀を温存するのが最後の詰みまで読み切った好手。2七銀と打ってしまうと、斜め駒がなくなる。なお、3六金に5六玉は6六金・同角・5四龍・5五歩・4五銀となる。

第658問

8三角成・同玉・7三角成・9四玉・8六桂・8五玉・7四馬・7六玉・7七金まで9手詰。

持ち駒がないので、捨てる手とはいえ初手はやさしい。角で桂を取り、8六桂と打つ。難しい手は一つもないが、実戦で7四馬と一つ引いたり、6八の金を使うという所まで読みに入れられれば勝率はぐっと上がる。

第659問

4一銀・2二玉・2三金・同玉・3二銀打・1三玉・2三金まで7手詰。

初手は平凡な4一銀。2二玉に2三金から3二銀打と攻めるのが手筋というもの。3手目3二金と打つのは筋が悪く、厳しいようだがこのような手を考えていては上達出来ない。ひと目で2三金に手が行くくらい詰将棋をやって欲しい。

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