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2013年9月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第743問

2三香成・同玉・3四銀成・同玉・4三龍・2四玉・2五金まで7手詰。

3手目3四金と打ってしまっては、一枚はっきり足りない。3四銀成が軽妙で、同玉に4三龍と桂の利きに一つ引く手に気づけば詰みが見える。

第744問

9三金・8一玉・6一龍・同銀・8二金打まで5手詰。

初手9三香と打ってしまうと、8二〜7一と逃げられ捕まらない。
金を打って下段に落とし、6一龍と切る手に気づけば正解だ。

第745問

9三金・同玉・8五桂・9二玉・9三香まで5手詰。

最初に香を捨ててしまうと、最後に金を打っても9一玉で詰まない。
高価な金の方から捨てるのが実戦では珍しい手順。こんな筋もまれに生じる。

第746問

5二飛成・同玉・6四桂・4二玉・3二歩成・5三玉・5二金まで7手詰。

駒がないので飛車を切るよりない。同玉に6四桂が筋。この時、逃げ場所がいくつもあるが、ざっとひと目で分かるようになれば有段者。6一玉でも同じ7手だ。

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