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2015年2月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第816問

1四銀・同玉・1五金・1三玉・2五桂まで5手詰。

1四銀と出るのが一つの詰め筋。ただ、同玉に1五歩と突いてしまうと2四玉で広い。局面によっては1五歩と突いて行くことも多いが、ここでは桂を持っているので、1五金と押さえるのが正解となる。

第817問

9五桂・同歩・8二銀成・9三玉・9四香・同玉・9五歩・8五玉・8六歩まで9手詰。

8二銀成は金がなく、8四銀成〜香も駒が足りない。こういう場合9五桂と捨てるのが手筋。同歩と取らせることで、8二銀成・9三玉に9四香を打てるようにした訳だ。

第818問

7二成銀・同玉・6一銀・8二玉・7一馬・同玉・7二金まで7手詰。

8一成銀と欲張るのはかえって玉が広い。7二成銀と捨て、同玉に6一銀が筋というもの。8二玉に7一馬と入る形は実戦でも良く出てくるので覚えておきたい。

第819問

2二銀・1二玉・1三銀成・同玉・3一馬・1二玉・2二馬まで7手詰。

初手は平凡に頭に銀。1二玉の時の1三銀成が3一馬を見た手筋で決まる。なお、5手目2五桂と跳ねてもやり直しは利く(1三桂成)が、実戦では詰まなくなる事も多いので注意。

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