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2000年2月の難解な「実戦の詰み」解答


第11問

2四桂・1三玉・2二銀不成・2四玉・2五金(途中図)・同玉・2六金・2四玉・3五銀・同歩・同金・1五玉・1六歩・同玉・2八玉まで15手詰。

2四桂が筋。単に取っても、相当王手は続くが詰まない。
追い出しての、2五金がポイント。桂がいなければ一目だが、いてもこの手が利いた。
玉寄りの詰みは、後から追加した。


第12問

3一角・2二飛合・2五桂打・同歩・同桂・2四玉・1三銀・2五玉・2六歩・同玉・3七金・2五玉・2六歩・3五玉・5三角成・4四飛(途中1図)・4七桂・4五玉・4六歩・5六玉・5七金・6五玉・6六銀・7四玉・7五銀・7三玉・7二と・同飛・同金・同玉・5二飛・8三玉・8四歩・同飛・同銀・同玉・6二馬(途中2図)・9三玉・5三飛成・8三桂合・同竜・同玉・7三飛・8四玉・7二飛成・9三玉・7三竜・8三飛(金)合・7一馬・9二玉・8四桂・同飛・9三竜まで53手詰。

3一角に、2二飛合は、ずっと後から、利いてくる。つなぎ桂で追い出すのは、この一手。
途中1図の、飛車の移動逆王手に、4七桂と逆王手で返す。
玉を追っていって、7二とまで進んで、やっと2手目、飛車合の意味が分かる。
途中2図からが、まだまだ難解。
ここで、合駒は、同馬・同玉に、7一飛で簡単。
7五玉には、5五飛成・8六玉・8五竜と行き、2手早く詰む。
なお、5三飛成では、6三飛でも、詰んでいるようだ(余詰め)。
途中2図の6二馬以外の変化でも、詰みがあるかもしれません。
作意を完璧にするのが面倒だったもので・・・余詰め検討不足と合わせて、前もって陳謝。
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