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2000年10月の難解な「実戦の詰み」解答


第27問

3二竜・1三玉・3五角・2四銀・同角・同玉・3五銀・1三玉・2三竜(途中図)・同玉・2四歩・2二玉・2三金・3一玉・3二金まで15手詰。

筋良く3一角は、1二玉・3二竜に2二桂合で逃れ。3五角に香合いは、同角・同玉に、2六香・2五合・3四金。
3五銀のところで、2五歩以下追い出すのは、敵竜の利きが強く、詰まない。
そして、2三竜がとどめの一手となる。

第28問

6四銀・8三玉・2三竜(途中1図)・8二玉・7三竜・8一玉・8三竜・8二銀・7三桂・7一玉・3五角・6二歩・同角成・同玉・8二竜・7二金・5三銀打・5一玉・5二銀成・同玉・7二竜・6二歩(途中2図)・6一竜・4二玉・6二竜・5二銀・5三銀成・3一玉・3二金・同玉・5二竜・2三玉・2四銀・3四玉・3二竜・2五玉・3五竜まで37手詰。

まず、2三の歩を取り払っておくことが、ずっと後になって利いてくる。
途中2図の、後手の持駒に注意。
ここで、1歩でもあると、詰まない。
また、6二角の合駒でも、6三竜からの同手数となるが、角合いは、2三歩があっても詰むので、歩合いを正解にしたい。
ここでの、6一竜から6二竜の追い方も、平凡過ぎて気付きにくい(と思う)。ここで、合駒が金駒になるのがミソ。
また、4二玉で、4三玉は、4一竜から追いかけて詰む。

3手目の2三竜と、たくさんの合駒の変化をすべて読み切れれば、すばらしいの一言。
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