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2001年4月の難解な「実戦の詰み」解答


第34問

6六銀・8六玉・7七金(途中1図)・9六玉・8七金・同玉・8一竜・8四歩・8六飛(途中2図)・同玉・7七銀・9六玉・9一竜・9五歩・8五桂・9七桂・9五竜・同玉・9七香・8五玉(途中3図)・9四角成・7五玉・7六馬・7四玉・7五香・8三玉・9四馬・9二玉・9三馬・8一玉・9二馬まで31手詰。


7七金から竜を抜くのは一目だが、6一竜の回り時は一つしかない。

途中1図、7七金と打つところで竜を回ると、8三歩と中合いされ、7七金には、9五玉と下がられ、9一竜に9四歩で詰まない(7二の角筋が消える)。中合いを同竜と取ってしまうと、9一竜が消える。本譜、8七玉型に、8三歩の中合いだと、8五飛と打ち、合駒を強要させ、それを取って早く詰む。
さらに、8六飛、同玉を決めてからの、8一竜も8三歩で詰まない。
途中2図、飛捨てから、7七銀と追い、9一竜に9五歩合い。他の合駒は、同竜・同玉・9六香で早い。9七桂合も絶対。

途中3図、8五玉で、9六歩と合駒するのは、8七桂・8五玉・8六歩と打ち2手早く詰む。
また、9六に金を合駒するのは、同香・同玉・9九香でやはり早く詰む。

収束部に小さな余詰めがあるが、見逃して下さい(^^;。中合いを作意にしたかったのだが、別の余詰めがどうしても消えず、断念。作意が自然な手順だけに、最初に作意に入ってしまった人には、やや易しかったかもしれない。
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