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2002年の難解な「実戦の詰み」No.4解答


第46問

7三金・5一玉・3一飛成・4一歩合・6二金打(途中1図)・同金・同金・同玉・7四桂・同銀・7三銀・5二玉・5三金・同金・同桂成・同玉・3三龍・4三桂合(途中2図)・4五桂打・同飛成・同桂・5四玉・6四飛・4五玉・4六金まで25手詰。

初手は金打ちから入る。ここで銀を使ってしまうと最後の方で詰まなくなる。6二で精算してから筋である桂を打つ。ここまでの手順は絶対で、手順前後は成立しない。
つまり、初手に7四桂と打つのは、同銀の後、3一飛成の王手の時、4一桂合が生じて詰まない。また、3手目(飛車成の前)に金を打つのは4一玉で3二玉が止まらない。

途中2図となった時、7三の駒が銀である必要性が出てくる。つまり6四へ利きがなければならない。

最後の桂合いは他の駒でも同手数だし、詰み3手前の6四飛では余詰めもあるが、簡単に修正できなかったのでこのままにした。

7四桂の手順前後の不可と金二枚による精算が絶対というのがこの問題の主旨で、見た目以上に解いてみると難しかったと思う。
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