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2002年の難解な「実戦の詰み」No.7解答


第49問

7二と・同銀・7一銀・9三玉・8五桂(途中1図)・同歩・8二銀打・8三玉・7三龍(途中2図)・同銀・同銀成・同玉・7四金・7二玉・6四桂・7一玉・7二銀・6二玉・6三金・5一玉・6一銀成・同玉・7二桂成・5一玉・6二成桂まで25手詰。

まず、初手7四桂も打ちたいが、同歩で7三に打ち込んでも足りず、今回は平凡に銀を取るのが正解。
四手目8三玉も知らないと難しい9二銀の手筋がある。

9三玉と逃げた時、8五桂が手筋とは言え、この図では上部が厚く見え、ちょっと打ちづらい。平凡に8二銀を打ってしまうと、8三玉で、7二龍でも7三龍でも詰まない。
8四の地点を開けた理由は、7三龍に同桂と取られた時、7四金・9二玉に8四桂を用意するため。

だが、上部を開けたため、八手目8四玉の変化も読まなくてはならなくなった。8四玉には、6四龍・7四桂合・7六桂・8三玉・7三銀成・同銀・8二金・同銀・7四龍以下だ。

また、途中2図、7三龍と精算するところで、先に7三銀成の手順前後は同桂で成立しないので注意。
7四金と打てれば、後はやさしい。
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