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2002年の難解な「実戦の詰み」No.9解答


第51問

1三銀・同玉・1一飛成・1二銀合・1四金(途中1図)・同玉・1二龍・1三銀合・1五歩・2四玉・1三龍・同玉・1四歩(途中2図)・同玉・1五銀・1三玉・1四香・2二玉・1三銀・2一玉・1二銀成・3一玉・4一とまで23手詰。

詰めるなら1三銀から考える。有段者なら当然の手順だ。そして、この問題は合駒が悪いのが一つのポイントとなる。

1図の後、1二龍に1三金合は、同じ手順でも詰むが、1五歩・2四玉に1六桂も成立。

この問題のハイライトは、1三龍・同玉・1四歩・同玉・1五銀の手順。龍を切り、さらに1五の歩を銀に打ち換える。特に1四歩は相当気づきにくい。

2五で精算する手順や、1四歩のところでは、香や銀を打つ紛れがあるが、いずれも詰まない。
実際に詰ませた人は、見た目以上に難しかったと思う。
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