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難解な「実戦の詰み」第60問解答


第60問

2一銀・2三玉・3二銀打・同金・同銀不成・同玉・5二龍・4二桂合・3一金(途中1図)・同玉・2一金・同玉・2三香・2二銀合(途中2図)・同香成・同玉・4二龍・3二金合・3四桂・同歩・3三金・1三玉・2二銀・1二玉・1一銀成・同玉・1二香・同玉・3二龍・1三玉・2二龍まで31手詰。

入り方は一本道で、5二龍の所ではいろいろな金打ちもあるが、はっきり足りなく4二桂合まではすぐに到達する(4二銀合いは2二金の送りの手筋)。しかし、ここからが難解。
まず途中1図では送りの2二金も有力だが、同玉・4二龍・3二金となると、持ち駒が金二枚に桂香では詰まない。
そこで3一金だが、逃げられる変化も結構やっかい。2三玉には、2二金・同玉・4二龍・1三玉に2三金・同玉・1五桂が妙手順。これを先に3三龍・2三銀合・同龍・同玉・1五桂は僅かに足りなくなる。

3一金に同玉は、4一金と追うのではなく、2一金から2三香が絶妙手順。2二への合駒が銀合いなら同香成以下詰み、金合いなら4一龍と入って詰むと言う訳だ。
上に逃げたときの2三金から1五桂、取った時の2一金から2三香、さらに合駒のそれぞれの対処法を見つければ正解となる。
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