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2018年 今日の「やさしい実戦の詰み」解答


第175問

2三銀・3三玉・4三金・2三玉・2四歩・2二玉・2三歩成・3一玉・3二とまで9手詰。

4三金から入っても同じように見えるが、2二玉・2三銀に1三玉と逃げられる。2三銀が正解で、同玉でも2四歩から同手数。3三玉と脱出を図った時、4三金で2三の銀を取らせれば後は押していくだけだ。

第176問

4四桂・同歩・4二金・3三玉・5二金(4一金)・4三玉・4二角成まで7手詰。

4四桂の手筋一発。この封鎖の桂に気づくかどうかがすべてだ。この桂を打たずに4二金は3三玉で脱出される。なお、4四桂は何で取っても同手数の詰み。

第177問

6三飛・同玉・6一龍・7四玉・6四龍・8五玉・8六銀まで7手詰。

6二銀や8二銀と打ってしまってはいけない。7四玉となったらいくら考えても詰まない。上部脱出を阻止し、龍を活用する為には6三飛が絶対。これさえ見えれば、後はやさしい。

第178問

3四桂・同歩・5四桂・5二玉・5三金(6二馬)・4一玉・4二桂成まで7手詰。

初手3四桂が見えるかどうかがすべてと言える。これを打たずに5四桂もかなり追いかけられるがギリギリ詰まない。
「実戦の詰み」の方にも書いているが、この二つの問題は飯能市将棋大会で見た局面から作成したもの。
他にも、双方にやさしい詰みのある状況と言うものを各所で見た(級位者の対局場)。やはり詰められるかどうか、一番難しく逃げられるかどうかは勝敗に直結するので日々鍛錬は必要ということ。

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