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2003年7月分の「やさしい3手詰」解答


第165問

1三飛成・同玉・2三角成まで3手詰。

初手2三角成や銀成は、1一玉と飛車を取られて、何も持ち駒がない。
また、2一飛成や3一飛成は、3三玉から四段目へ脱出されてしまう。そこで、1三飛成が好手。同玉の一手に、2三へ角が成れば詰む。

第166問

2二龍・同玉・2一金まで3手詰。

初手4一金は、同馬・同歩成・同玉で、1一龍や2一角成は、4二玉で詰まない。
2二龍が妙手。同馬なら、4一への利きが消えるので、4一金までとなり、同玉なら図のように2一金の尻金で詰みとなる。

第167問

2三飛・同飛・3二金まで3手詰。

2二へは飛車、3二へは角が利いており、一見詰まないように見えるが、2三飛が焦点に駒を捨てる妙手。同角や同桂なら2二金で詰み、同飛なら3二金で詰みだ。
これほど華麗でなくても、焦点への捨て駒(歩など)は、実戦でも出てくるので覚えておいて損はない。

第168問

1二角成・同玉・1四飛まで3手詰。

初手4四飛の開き王手は、玉が逃げれば、角成までの詰みだが、3四歩合いと言う受けの好手があり、以下同角に2四玉で詰まない。
1二角成が、次の1四飛を見た好手。同玉の一手に1四飛と両王手をかければ、受けがなくそのまま詰んでいる。

第169問

1四飛・同玉・2四銀成まで3手詰。

単に2四銀成は同金で、2二銀不成はは同角で詰まない。2三馬と金を取るのも同銀で足りない。
1四飛が妙手。同金なら2二馬まで、同玉なら図のように2四銀成とすれば、角の利きがあるため詰みだ。

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