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2004年8月分の「やさしい3手詰」解答


第222問

3四飛・同玉・4三馬まで3手詰。

初手4三馬は、2二玉・2一飛・1三玉。4三とは、3四玉から2五玉。また、3一飛は3二歩と合駒され、4三飛は、3四玉からやはり2五玉が止まらない。
この両方の脱出を阻止するのが、初手3四飛。同金なら4三とまで、同玉には図のように4三馬までとなる。

第223問

1二角成・同金寄・3三金まで3手詰。

飛車を取られないためには、金を打つか、角成りしかない。2四、3三へ金を打つのは、いずれも金で取られてダメ。ということで、角成りはこの一手。同金引と1三の金で角を取るのは2四金までで詰み、図のように2二の金で取るのは3三に金を打てば詰みになる。

第224問

3三飛成・同玉・2三金まで3手詰。

4二金・同龍・同香成とバラすのは詰将棋ではない。詰将棋慣れしてくれば、飛車捨ては一目で見えるだろうが、2二飛成は同角なら2三金だが、同玉と取られ2三金には1一玉で逃れ。正解は、3三飛成とこちらに捨てる手。同角でも同玉でも今度は2三金で逃げ場がない。

第225問

2四馬・同玉・1四飛まで3手詰。

2三馬は同飛・3五飛に2四玉で足りない。また3五飛・同飛・同歩とバラすのも4五から脱出される。
2四馬が妙手。同飛なら3五飛まで、同玉は1四飛までといずれも飛車がジャマ駒となる。4五玉と逃げても4六飛と打てば、馬と角が良く利いており詰みとなっている。

第226問

2二角成・同玉・3一馬まで3手詰。

2三馬と切るのは、同玉で2二金には1三玉、2四金なら3二玉だ。また、初手3一馬は2二歩と合駒され届かない。
2二角成と捨てるのが妙手。同金なら4一の馬筋が通るので、1四馬と引きつけて詰み。同玉なら図のように3一馬と寄れば詰みになる。

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