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2006年1月分の「やさしい3手詰」解答


第296問

2一角・同金・4二金まで3手詰。

4三へ逃がさない為、5四角と打つのも実戦的だが、4三歩と合駒された後続かない。
ここは、飛金両方の利きに打つ2一角が手筋。逃げることはできず、同飛なら3三金の頭金まで、同金には4二金と腹金で詰みとなる。

第297問

3一角成・同玉・4二飛成まで3手詰。

2二桂成は同玉、3三角成も同玉で全然詰まない。
という訳で、初手3一角成の発見は容易だっただろう。ただ同玉以外に3三玉と逃げた場合もきちんと詰ませておかなければならない。実戦でも2二馬を見つければ3一角成と踏み込める。

第298問

1三飛成・同玉・1四飛まで3手詰。

2三への利きは三枚対三枚なので足りない。また2二飛成と切るのは、同玉以下王手は続くが詰まない。
ここでは1三飛成と捨てるのが好手。取るしかないが、同馬と取るのは2一飛成(角成)までで詰み、同玉には1四飛と回れば詰んでいる。

第299問

2二金・同銀・2四桂まで3手詰。

3二龍と王手するのは2二へ合駒され詰まない。また、2四桂と先に打つのは、同銀・2二金・同玉・3二龍に1三玉で僅かに届かない。
初手2二金と打つのが正解で、同玉なら3二龍まで、同銀には2四桂で詰みとなる。

第300問

1二銀・同銀・2二角まで3手詰。

2二に銀や角を打つのは、1二玉でその後いろいろな王手はあるが、足りない。また、4四角と離して打つのも3三歩と合駒され足りない。
その逃げ道に銀を捨てるのが手筋。銀で取る一手だが、そこで2二角とつけて打てば詰みだ。

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