2006年9月分の「やさしい3手詰」解答
第331問 3三飛・同馬・1四銀打まで3手詰。 2二銀は2三玉で後続がない。また、5三以降へ飛車を打つのも、4三歩とここで止められてしまう。 3三飛とこの地点に飛車を打つのが好手。2三への合駒や2三角、馬などの移動合いは全て2二銀までの詰み。同馬と取らせることで1四への利きがなくなり1四銀打までの詰みとなる。 |
|
第332問 2三角・同香・2四角まで3手詰。 初手に2四角や2六角と開き王手をするのは2三玉で、角一枚では詰まない。 そこでまず2三角とここに捨てる手が妙手。同玉や1三玉なら単純に2四金と出て詰む。同香や同銀の方が分かりづらいが、この地点がふさがった為、2四角と出るとこの状態で詰みとなっている。 |
|
第333問 3三飛成・同銀・1三金まで3手詰。 初手1三金は同銀・同歩成・同玉・3三飛成以下王手は続くが4四の飛車が生な為詰まない。 そこで、3三飛成とまず先にこちらに捨てるのが妙手。1四玉には2四龍まで、同玉には3四金の頭金まで。同銀と取らせて1三金と打てば詰みになる。 |
|
第334問 4一金・同玉・2一飛成まで3手詰。 初手2一飛成は同玉の後、3一金は1二玉で、2二金は同馬でいずれも詰まない。また、1二飛成は2二へ合駒されてやはりダメ。 4一金と逃げられそうな所から打つのが好手。同玉と取る一手に2一飛成と成れば、馬の利きに関係なく詰んでいる。 |