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2006年11月分の「やさしい3手詰」解答


第340問

2三飛・同金・1三角成まで3手詰。

初手1三角成も相当だが、3一金打で逃れる。また、4筋以降へ成り返るのは歩合いでも足りない。
そこで初手は2三飛と打つのが妙手。2二へ合駒するのは同角成までの両王手で詰み。1二玉も1三角成まで。同金と取らせて1三角成で詰みとなる。

第341問

3二飛成・同玉・3一飛成まで3手詰。

2一へはどちらの飛車が成っても同角でこの角がじゃまになって詰まない。また3三飛成など上部へ出してしまう寄せは仮に3手詰でなくても考える手ではない。
と言う訳で3二飛成以外に手はない。同角でも同玉でも3一飛成と成れば詰み。

第342問

3二馬・同玉・2二飛成まで3手詰。


2二馬は4二玉で、2二への飛成りは4四玉から5筋への逃げが止まらない。また、3五飛の王手も4二玉で一枚足りない。
そこで、3二馬とここに捨てるのが好手。4四玉には4五馬を用意し、3二同玉には2二飛成までの詰みとなる。

第343問

2三龍・同玉・1二馬まで3手詰。

王手の数はほとんどなく、他には4三馬くらいだが、これは同金で、以下3二龍には金合でも金の移動合でも足りない。
2三龍と龍を捨てるのが正解で、同金なら今度こそ4三馬と引けば詰み。同玉には図のように1二馬で詰みとなる。

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