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2007年8月分の「やさしい3手詰」解答


第379問

3二飛・同玉・2二金まで3手詰。

初手2二金は同飛・4一飛に3二玉で、また4一飛は同飛・2二金・4二玉でいずれも捕まらない。
そこで駒の焦点に3二飛と捨てるのが好手。同飛なら4一金まで、同銀や同玉なら飛車の利きが消えるため2二金までの詰みとなる。

第380問

3四金・同玉・4三馬まで3手詰。

まず初手2三香成と金を取るのは論外。平凡な4三歩成は3四玉で、4三馬は2二玉で捕まらない。
そこで3四金と逃げ道に金を捨てるのが手筋。同とや同金なら4三歩成までの詰みとなり、同玉と誘って4三馬と引けばどこへも逃げられず詰みとなる。

第381問

3二馬・同玉・3三金まで3手詰。

3三馬で簡単そうだが、1三玉と上がられ2四に銀が利いていて僅かに詰まない。また、3三銀成や銀不成も同じく1三玉で一枚足りない。
そこで3二馬と入るのがちょっとした工夫。1三玉には1四金を打てるという訳だ。もちろん同玉には3三金の頭金まで。

第382問

1三飛・同香・1二銀まで3手詰。

初手、1二、1四、3二、3四とどこへ銀を打っても取られて飛車一枚では詰まない。また2二飛は同馬で3四銀打に1三玉で僅かに足りない。
そこで、1三飛とこちらから捨てるのが好手。同玉には1四銀打と頭から打って詰み、同香には1二銀と下から打って詰みだ。

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