ホームへ戻る/今週のやさしい3手詰表紙へ

2007年9月分の「やさしい3手詰」解答


第383問

3三角成・同桂・2二飛まで3手詰。

3三飛と数の攻めで打っても、2四玉から1五玉と上部へ脱出されてしまう。
2二の角がいなければ、2二飛の一手詰め。そこに気づけば3三角成と捨てる手の発見もやさしいだろう。1二玉と逃げても2二馬までなので取る一手だが、そこで2二飛と打てば詰みになる。

第384問

3二龍・同玉・2二金まで3手詰。

初手2二金などと打ってしまうのは、実戦でも論外だ。
金を残し、3二龍が手筋というもの。2四玉の上部脱出には2五金を残しておく。同金なら3四の地点に利きがなくなるのでここへ金を打てば詰み、同玉には図のように2二金と打てば詰む。

第385問

2二飛成・同玉・3二角成まで3手詰。

初手3二飛成、3二角成とも2四玉と上がられ、上部脱出が止まらない。
そこで、2二飛成とここまで行き、捨てるのが好手。どちらかで取るしかないが、同銀と取るのは、3四の地点に利きがなくなる為、3四角成までの詰み。同玉と取るのは、3二角成と成れば詰む。

第386問

1一飛・同龍・2三馬まで3手詰。

2二飛から精算しても駒が足りないし、2三歩成は同龍で全然詰まない。
そこで、1一飛と打つのが妙手。取るしかないが、同玉なら2一馬と龍を取って詰み。同龍なら2三の地点に利きがなくなる為、2三歩成でも2三馬でも詰みになる。

問題へ戻る

ホームへ戻る/今週のやさしい3手詰表紙へ