2008年1月分の「やさしい3手詰」解答
第400問 2二馬・同角・2三桂まで3手詰。 持ち駒に桂があるのでこれを使いたいが、2三には馬がいる。という訳で、これを王手で動かしたいが、3三馬は同桂で、2三桂には2筋へ逃げられる。 2二馬と一つ前に捨てるのが手筋で、同角と全て逃げ道をふさいでおけば、2三桂の一手で詰みとなる。 |
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第401問 1二飛成・同玉・2二角成まで3手詰。 3三角成でいまにも詰みそうだが、1四玉・1二飛成に1三金合で足りない。以下、同龍も同玉で、2三金には1四玉、2四金には一旦同金と取られる。 初手1二飛成とここに捨てるのが手筋。3四玉で広そうだが、4四角成と成れば詰み。同玉と取らせれば2二角成までだ。 |
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第402問 4二龍・同銀・3二金まで3手詰。 2三金は同桂、3二金は同銀と取られて詰まない。2一金や1二歩成は手筋で、取ってくれれば詰むが3三玉と上部へ脱出されて逃れる。 正解は、その3三玉を許さない4二龍がこの一手。合駒は1二金まで。同銀と取らせて3二金と打てば詰みとなる。 |
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第403問 3四馬・同玉・3五金まで3手詰。 3五馬や3三銀不成など、追い出して2六金で詰む形は、2三の香が良く利いていて詰まない。 3四馬が詰将棋らしい手筋の捨て駒。1五玉には2筋ではなく、1六金とここに金を打てるという訳。同玉に、3五金と打てばピッタリ詰み。 |
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第404問 1四飛・同玉・1五飛まで3手詰。 1五飛と王手するのは、2二玉と下がられ後続手がない。 1四飛とこちらの飛車で王手するのが正解。これなら2二玉には、4二飛成と成り込んで詰みとなる。同玉には、1五飛で、2四には桂が利いていてこのままで詰んでいる。 |