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2008年6月分の「やさしい3手詰」解答


第422問

3二飛成・同歩・3四金まで3手詰。

初手2四金は同馬、1四金は1二玉・2四金・1三歩でいずれも詰まない。
盤面を見ると3四の飛車がいなければ3四金までの一手詰であることに気づく。と言うわけでこの飛車を3二飛成と捨てるのが正解。なお、3三や2四へ捨てるのは取られた時に3四の地点に相手の利きが出来てしまうので失敗。

第423問

3三金・同玉・3四銀打まで3手詰。

初手2四銀打は同角、3四銀打は同飛と飛角が良く利いていてどこに銀を打っても詰まない。
この飛角の利きを制限する手。それが3三金でいわゆる焦点の打ち込み。同飛なら2四への利きがさえぎられ2四銀打で詰み、同角や同玉なら3四銀打で詰みとなる。

第424問

4三龍・同馬・3五桂まで3手詰。

初手1五桂は香の利きが消えてしまうため1筋へ逃げられ、3五桂は同馬で、4三龍にも合駒され詰まない。
そこで単に4三龍と馬の利きのある所へ王手するのが妙手。3三へ合駒するのは何でも3四金があるという訳だ。同馬と取らせれば今度は3五桂でどこへも逃げられない。

第425問

3二金・同玉・4二飛成まで3手詰。

初手4二飛成と王手するのは、3二香など合駒されて詰まない(但し、桂があれば3四桂で詰むので覚えておきたい)。また1筋へ金を打つのはすべて香で取られてしまう。
正解は3二金と打つ手。同玉に4二飛成までだが、同銀に1一飛成が見えれば気づくと思う。

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