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2008年8月分の「やさしい3手詰」解答


第431問

2四銀・同玉・3五馬まで3手詰。

初手2二銀は1二玉・1一銀成・1三玉で、2二馬は2四玉、3五馬は2四歩と合駒され詰まない。
そこで初手2四銀が手筋。同銀や1二玉は2二馬まで、同玉は3五馬までとなる。なお、3三に角がいる形で実戦にも良く出る銀打ちだ。

第432問

2三飛・同玉・3三角成まで3手詰。

持ち駒が飛車でなく金なら、3三角成でも3三桂成でも簡単に詰む。しかし飛車であるため、3三角成は3一玉で、3三桂成は1一玉で詰まない。
そこで初手2三飛とここで捨てるのが妙手。1一玉には3三角成まで合駒利かずの詰み。同玉には今度こそ3三角成で詰む。

第433問

2二飛成・同玉・3一角成まで3手詰。

初手3一角成と王手するのは、2二歩と合駒されて詰まない。また、2三へは1四の銀が利いており、この銀を取るのは、上部へ脱出される。
正解は2二飛成とここへ成り捨てる手。同銀なら2四角成と上へ成って詰み。同玉には3一角成と下へ成って詰みだ。

第434問

2一龍・2二香合・3一歩成まで3手詰。

詰将棋と言えば駒を捨てるもの、ということで2二龍がひと目映るかもしれないが、同金と取られ詰まない。
単に2一龍が詰将棋にあるまじき一手。たまにはこういうのも混ぜておいた方が良いかなと思い載せてみた。なお、2二香で1四玉は2四龍、2二の合駒は何でも同じ。

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