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2008年9月分の「やさしい3手詰」解答


第435問

1二角・同香・2二銀まで3手詰。

初手2二銀と打つと、1二玉と逃げられ2一角と打っても同角と取られるし、3三銀不成の開き王手は龍を取られてしまう。
そこで逃げ道に1二角と捨てるのが手筋。3一玉と逃げても、同銀と取っても、図のように同香と取っても、何でも2二銀で詰みとなる。

第436問

2三銀成・同玉・3二角成まで3手詰。

1二桂成や角成は意味がないため、初手は3二の銀を捨てるよりない。
そこで、3一銀不成と捨てるのも手筋だが、それだと同玉や同角は詰んでも、2一玉と角を取られて失敗する。正解は2三銀成と上に成り返りながら捨てる手。これなら銀を取っても3二角成まで、角を取っても3二桂成までで詰む。

第437問

3二飛成・同玉・2二角成まで3手詰。

3三の飛車がいなければ2二角成又は銀成まで。と言うわけで、この飛車がじゃま駒。
そこで捨てることになるが、2三飛成と捨てると同馬で2二の地点が守られてしまう。3二飛成と捨てれば、どちらの銀で取っても玉で取っても2二角成までの詰みとなる。

第438問

3三飛成・同玉・3二金まで3手詰。

もし実戦だっとしても3二金のような手は重く、考えるに値しない。
3二とは実戦なら好手になることもあるが、この場合は、取られて一枚足りない。そこで、3三飛成とここに飛車を成り捨てるのが詰将棋らしい好手。1一玉には2二金、1三玉には2四金があり、取っても3二金の尻金で詰み。

第439問

1二角・同玉・2二金まで3手詰。

初手2二金のように金を使ってしまうと、1四、3三どちらへ逃げられても角一枚では捕まらない。
そこで初手は1二角とこちらから角を捨てるのが手筋。1四玉には2五金打、3三玉には4四金打と金を持っていれば詰む。もちろん同金には2四金打の頭金まで。

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