2008年11月分の「やさしい3手詰」解答
第444問 4一金・同玉・5一飛まで3手詰。 初手4二金と飛車を取ると、同玉で、5二飛には4三玉、4一飛には5三玉と上部へ脱出されて捕まらない。また4一飛も実戦的には有力だが2二玉で失敗となる。 正解は4一金とすり込む手。2二玉には1二飛と打って詰み。同飛には3二飛、同玉には5一飛と打って詰む。 |
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第445問 2三馬・同玉・2四飛まで3手詰。 3二とと金を取るのは広くなりすぎる。と言って2三飛と打って精算するのは同金・同馬・同玉・2四金に2二玉で一枚足りない。 そこで2三馬と馬を一つ進めて捨てるのが妙手。取るしかないが、同金には3二飛まで、同玉には2四飛までの詰みとなる。 |
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第446問 1三桂不成・同歩・2五飛まで3手詰。 5五の飛車を使いたいが、5一飛成と成り込むのは、4一歩とこの地点に合駒をされてしまう。他にも、歩成りや銀成り、角成りなどすべて取られて後続がない。 ここでは1三桂不成と桂を捨てるのが好手。2五の桂がじゃま駒となっている為、これを消せば2五飛と回って詰み。 |
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第447問 3三金・同角・3四桂まで3手詰。 1四桂は同香、4四馬と動いてしまうと1三玉と出られしまう。また、2三金は同玉で2四には角が利いている。 そこで3三金と一つ前に捨てるのが好手。取るしかないが、同玉は4四馬まで、同角はその金が開いた所へ3四桂と打てば詰みになる。 |