2008年12月分の「やさしい3手詰」解答
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第448問 2三馬・同桂・3四桂まで3手詰。 まず、3四の馬がじゃま駒であることに気づくこと。そうすればどこかへ捨てることになる。 しかし、4四馬は同馬で馬が利いてきてしまい、3三馬は同桂で2三の地点に利きがなくなり、1二馬も同香で1一の地点が開いてしまう。正解は2三馬で、これなら3四桂と打ってそのままで詰み。 |
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第449問 3四銀・同玉・1四龍まで3手詰。 初手に2四銀と頭に打つのは、3四玉と逃げられ、以下3五銀右も2五玉・2六銀・3六玉とスルスル逃げられ捕まらない。 3四銀と打つのが手筋。同香には、3三角成までの詰みなので同玉と取るが、今度は2四に駒がないので、1四龍と引けば詰みになる。 |
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第450問 3二銀・同銀・2二銀まで3手詰。 初手1二銀の数の攻めは同香と取られ、同金でも同角成でも3二玉で捕まらない。また4三角成は3二歩と合駒されてしまう。 そこで3二銀と打つのがこの場合の正解。同玉には4三角成があり銀が余るので同銀と取るが、玉頭に利きがなくなる為2二銀で詰みとなる。 |
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第451問 2四飛・同玉・3四金まで3手詰。 2四金と頭に金を打ってしまうと、1二玉と落ちられて詰まない。 他には有力な手がないので、2四飛と捨てる手に気づくと思うがこれが正解。これなら1二玉には2三金で、3二玉には4二金で詰む。さらに同玉と取っても3四金と打てば図のように詰んでいる。 |
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第452問 5三角・同飛・4一金まで3手詰。 2一金は4二玉で、4一金は同飛で詰まない。 そこで初手5三角と飛車の利いているここから打つのが妙手。4二への合駒は逃げ道がふさがるため2一金(4一金)で詰み。4二金という移動合いは2二金で詰み、同飛と取っても4一金まで詰みとなる。 |