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2009年2月分の「やさしい3手詰」解答


第457問

2二金・同銀左・3二銀まで3手詰。

1三歩成や3三金は同桂と取られると逆王手となる。詰将棋でも双玉問題の場合は、逆王手をされるとその王手を防がなければならない。ところがこの場合は、王手を防ぎながら王手出来ないので失敗となる。
正解は2二金。同銀右と取れば3四銀までの詰みとなる。

第458問

1三銀・2一玉・2二龍まで3手詰。

手順そのものは駒の動かし方を覚えた初心者に出すような問題だが、これ以外の手順はない。
初手2三銀は2一玉で1一の香が逆王手。初手3二龍は2二桂合が逆王手で失敗。三手目もあわてて2二銀成とすると先に1四香と自分の玉を取られてしまうので注意する。

第459問

4二金・2二玉・2四龍まで3手詰。

初手3三龍と王手するのが目に付き、3二への合駒に4二金で詰み。と本来ならそれで正解だが、1四に自玉がある為、3三龍に3二角という逆王手があり失敗。
正解は先に4二金と王手する手。2二玉の一手に2四龍と回れば2三への合駒は逆王手でも無駄合いとなる。

第460問

4二飛成・3二桂・1四玉まで3手詰。

玉を寄って香で開き王手しても3一玉と下がられると後続がない。
そこで4二飛成が自然な王手。3二への合駒は何でも1四玉と寄ればそれで詰みなのだが、双玉であるがゆえに3二桂と桂の合駒をすれば逆王手になる。これでダメと思わず、1四玉のさらなる逆王手まで読み進める。

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