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2009年10月分の「やさしい3手詰」解答


第492問

3二飛成・同香・4二銀まで3手詰。

2二、2四、4四など銀で王手できる場所は多いがどこに打っても相手の駒の利きが強すぎる。唯一駒の利きがないのが飛車のいる4二。
そこでこの飛車を捨てるのだが、捨てた時に相手の駒が利いたり逃げ道が出来たりしないことが必要。それは3二のみとなる。

第493問

1一銀成・同玉・2二金まで3手詰。

1三や1一に金を打って精算するのは詰まない。この形、2二の銀がいなければそこに金を打って詰む。ということで、この銀を捨てることになるが、1三に成るのは銀で、2一銀不成と捨てるのは飛車で取られいずれも2二に利いてきてしまう。1一銀成のみ、同玉でも同飛でも2二金で詰み。

第494問

2二金・同玉・4二飛成まで3手詰。

初手4三金や3四飛など王手はたくさんあるが、持ち駒が金一枚なのでこのような王手ではすぐに捕まらなくなってしまう。
そこで2二金とちょっと離れた逆側から王手するのが好手。この手は角道に玉を誘う手で、同玉の一手に4二飛成とすれば両王手の詰みとなる。

第495問

1三角・同飛・3二金まで3手詰。

初手3二金は同飛と取られてしまうし、他に金を打ってもすべて玉で取られて詰まない。
角を打つとなると1三しかないのでやさしかったと思うが、このような飛車の頭に打つ筋が実戦では時々出る。同飛や合駒には頭金、2一玉には3一金、4一玉には5二金で詰み。

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