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2010年1月分の「やさしい3手詰」解答


第505問

3四角成・同玉・3三飛成まで3手詰。

2三飛成・1五玉・2五龍と行きたいが、2五の地点には角が利いてきてしまう。また、3三飛成や4四飛成と追いかけてもやはり1五玉で角の利きが生じる。
そこで初手3四角成と先に成り捨てるのが好手。1四玉や1五玉には2五馬で詰み。同玉と取ると3三飛成で詰みとなる。

第506問

1二馬・同玉・2二金まで3手詰。

3四へ出られると捕まらないが、だからと言って3三馬や龍では同銀と取られるだけであるし、2四金も同金の後、手がない。
3四へ出さない方法はもう一つ1二馬と言う手がありこれが正解。同金なら2四金と打って詰み。同玉なら2二金で詰んでいる。

第507問

3三龍・同角・4三桂まで3手詰。

4一角成・同玉・5二銀は3一玉で、また一番目に付く2三桂は2二(2一)玉・1一桂成・同玉・1三龍、そこで1二桂と合駒され僅かに詰まない。
3三龍と一つ寄って捨てるのが桂の打ち場所を作った好手。同角に4三桂と打てば香と角が良く利いていて詰みだ。なお3四龍は同桂と取られてしまう。

第508問

1四飛・同と・3四角成まで3手詰。

初手2三とと捨てるのは手筋だが、同玉・3三飛成に1四玉で届かない。また、2一角成・同玉・2二歩も2四飛も僅かに足りない。
4三の角を使うため1四飛と捨てるのが妙手。同とと取るよりないが、その飛車のあった場所に3四角成となれば、その局面で合駒が利かず詰み。

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