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2010年7月分の「やさしい3手詰」解答


第531問

2四龍・同玉・3五角まで3手詰。

はじめに2四角や3五角と打つのは、2二玉とと金を取られてとても捕まらない。1四龍と銀を取るのは同玉に3二角を用意した鋭い筋だが、やはり2二玉で下が広い。
正解は2四龍とと金を取られないようにここに捨てる手。同玉と取る一手だが、3四角と打てば詰んでいる。

第532問

2四飛・同銀・2三金まで3手詰。

2三金・同玉とさせて開き王手も考えられないことはないが、広くてちょっと捕まらない。
ここでは、3四の飛車がなければ2三金までということでこの飛車を捨てるのが手筋。但し、3二飛成は同歩、3三飛成は同桂で空間が空いてしまう。2四飛と横に捨てる手が正解となる。

第533問

2四飛・同玉・3六桂まで3手詰。

3五桂や1四飛などの王手は、いずれも2二玉と引かれ、3一玉からの逃走が止まらない。と言って、3三飛成と銀を取るのは同玉で今度は4筋へ逃がしてしまう。
正解は2四飛ととにかく下段に逃がさない手。両王手なので同玉と取るしかないが、3六桂で詰みとなる。

第534問

2二金・同銀左・3四馬まで3手詰。

3四金と打つのは1二玉と下がられ、3四馬と寄るのは2二玉と引かれいずれも詰まない。
この2二の地点に逃げられないように、先に2二金と捨てておくのが手筋。どちらかの銀で取るしかないが、どちらの銀で取っても、3四馬と寄れば詰みとなる。

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