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2010年10月分の「やさしい3手詰」解答


第544問

4三馬・同玉・4四金まで3手詰。

初手4四金や3二馬などはいずれも2四玉と上がられると押さえる駒がなく上部への脱出が止まらない。
これを止めるのは一つ、4三馬しかない。これに2四玉と上がるのは、2五金までの詰み。2二玉と引いても3二と(金)まで、同玉と取っても4四金までの詰みとなる。

第545問

3三銀・同玉・2三金まで3手詰。

2三金は同飛、4一銀や4二金なども同飛と取られ、残りの金駒一枚では詰まない。
3三銀とこの地点に銀を打ち込むのが手筋。同飛なら縦の利きがなくなる為、4二金と打てば詰み。同玉なら今度は2三に(飛車の)利きがなくなる為、2三金と打てば詰みになる。

第546問

3五飛・同玉・4四馬まで3手詰。

初手3六飛の王手は3五歩など合駒、4四馬の王手は2三玉と下がられ王手は続くが詰まない。
そこで、いきなり3五飛と1五の飛車を捨てるのが手筋。逃げる場所はないので、取るしかないが、同とと取っても同玉と取っても4四馬と引けばその状態で詰み。

第547問

1三銀・同玉・2三角成まで3手詰。

すぐ目に付く2三桂成や2三角成は1一玉と落ちられ、飛車と銀の守りがいてなかなか詰まない。
そこで初手1三銀とここに打つのがちょっとした工夫。1一玉には2三桂不成を用意しているという訳。逃げるか取るかしかないが、同玉と銀を取ったら2三角成までの詰みとなる。

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