第553問 2一銀成・同銀・4一金まで3手詰。 初手2二金打は4二玉から5筋へ脱出される。また、3二金と銀を取るのは、同玉のあと2三金でも2三銀打でも駒が足りない。 正解は2一銀成とこの駒の活用。同玉には2二金打、4二玉でも5二金で詰み。同銀と銀で取るのは今度は4一金とここに打って詰み。 |
|
第554問 3一飛成・同玉・3二銀まで3手詰。 2二飛成では広すぎで捕まらないが、それ以外の銀を取っても詰みそうに見える。 しかし、4二飛成、3四飛成、どちらの銀を取っても4三銀と残った方の銀で4三の角を取られるとその銀が3二へ利いてきてしまい詰まない。 という訳で正解は銀を取らない3一飛成。 |
|
第555問 2一馬・同龍・4三桂まで3手詰。 2三桂の焦点の桂も詰将棋には良く出て来るが、ここでは龍で取られて意味がない。また、5三馬は有力だが、4二歩と移動合いされると4三桂には4一玉だ。 そこで2一馬と捨てるのが正解になる。龍で取る一手で、他の駒が動いていない為、4三桂で詰みとなる。 |
|
第556問 3三銀・同桂・3一角成まで3手詰。 3一角成と成りたいが、3三玉で脱出されてしまう。また1一銀・1三玉・3一角成はやはり2四玉と脱出が止まらない。 その脱出場所の3三へ先に駒を捨てておくのが実戦的な手筋。同金でも同桂でもこの地点がふさがると3一角成で詰むし、1三玉も3一角成まで。 |