将棋タウン(ホーム)へ/やさしい3手詰表紙へ

2010年12月分の「やさしい3手詰」解答


第553問

2一銀成・同銀・4一金まで3手詰。

初手2二金打は4二玉から5筋へ脱出される。また、3二金と銀を取るのは、同玉のあと2三金でも2三銀打でも駒が足りない。
正解は2一銀成とこの駒の活用。同玉には2二金打、4二玉でも5二金で詰み。同銀と銀で取るのは今度は4一金とここに打って詰み。

第554問

3一飛成・同玉・3二銀まで3手詰。

2二飛成では広すぎで捕まらないが、それ以外の銀を取っても詰みそうに見える。
しかし、4二飛成、3四飛成、どちらの銀を取っても4三銀と残った方の銀で4三の角を取られるとその銀が3二へ利いてきてしまい詰まない。
という訳で正解は銀を取らない3一飛成。

第555問

2一馬・同龍・4三桂まで3手詰。

2三桂の焦点の桂も詰将棋には良く出て来るが、ここでは龍で取られて意味がない。また、5三馬は有力だが、4二歩と移動合いされると4三桂には4一玉だ。
そこで2一馬と捨てるのが正解になる。龍で取る一手で、他の駒が動いていない為、4三桂で詰みとなる。

第556問

3三銀・同桂・3一角成まで3手詰。

3一角成と成りたいが、3三玉で脱出されてしまう。また1一銀・1三玉・3一角成はやはり2四玉と脱出が止まらない。
その脱出場所の3三へ先に駒を捨てておくのが実戦的な手筋。同金でも同桂でもこの地点がふさがると3一角成で詰むし、1三玉も3一角成まで。

問題へ戻る

将棋タウン(ホーム)へ/やさしい3手詰表紙へ