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2011年6月分の「やさしい3手詰」解答


第579問

3三飛成・同玉・2四銀まで3手詰。

初手2四銀は1四玉で逃げられてしまう。また1四銀は同玉に3四飛成と飛車を活用する手で手筋だが、1五玉でやはり逃げられる。
そこで3三飛成が好手。これに1四玉なら2四龍があるという訳。同玉とこの位置に来させることで2四銀と打てば詰みになる。

第580問

2一銀・同金・4二角成まで3手詰。

桂が良く利いている為、動ける所は一場所もない。しかし、2三や4三、さらに4一から銀を打っても、取られるだけで次の手がない。
正解は、2一銀とここから打つ手。逃げ道はないので、取る一手だが、金が動くため、4二角成と桂の利きに成れば詰み。

第581問

2二馬・同金・3一飛成まで3手詰。

飛車と馬、どちらを捨てるかだが、3一飛成と飛車を捨てるのは、同玉の後、3二の地点に角が利いており、いろいろな開き王手はあるが詰まない。
正解は2二馬と馬を捨てる手。同金と取る一手だが、馬がいなくなった為、3一飛成と成れば詰みになる。結局、馬がじゃま駒ということだった。

第582問

1一飛成・同角・1四角まで3手詰。

5一桂成のような手や銀で王手するのは玉に動かれると全然詰まなくなる。
ここは3六角を使う為に、じゃまになっている1四飛を捨てるのが正解。1一飛成と角の利きだが成り込むのが好手。3一へ合駒しても、また同角と取っても1四角と出れば、合駒利かずの詰みとなる。

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