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2011年7月分の「やさしい3手詰」解答


第583問

2二飛成・同玉・2三金まで3手詰。

3三飛成と成り返って王手する手が見えるが、1四玉に2四金と打っても2三龍と王手しても1五玉で、1六金と打ちたいがと金が利いている。
2二飛成とこちらに捨てる手が正解。1四玉と上に上がるのは2五金とと金の利かないこの地点に金を打てる。同玉には2三金の頭金で詰み。

第584問

2三龍・同金・3二金まで3手詰。

3二銀成と金を取ってしまうのは同玉で全然捕まらない。また、2四龍と一つ寄って王手するのも、2二へ合駒されるとやはり3二銀成に同玉で同じことだ。
2三龍ともう一つ踏み込むのが好手。2二への合駒や3一玉はいずれも3二銀成と成れば一間龍が良く利いて詰み。同金には3二金まで。

第585問

3二金・同金・1一飛成まで3手詰。

2一香成と金を取るのは、4一玉と逃げられ、以下3二金にも5二からどんどん逃げられ捕まらない。
4一へ逃がさない手段は、(飛車を切るような手は論外なので)3二金と打つよりない。同金と取る一手に、1一へ飛車を成れば、この状態で合駒利かずの詰みとなる。

第586問

3四金・同玉・4四飛まで3手詰。

3三角成は同飛・2五飛に1三へ下がられる。初手2五飛も同じ。
3四飛と打ってしまうのは、同飛・同金・同玉で今度は3五の地点が開いてしまう。
最初に3四金と寄って捨てるのが正解。同飛には2五飛まで。同玉と取っても4四飛で詰みとなる。

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