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2012年5月分の「やさしい3手詰」解答


第626問

1一龍・同銀・1五香まで3手詰。

王手で駒を取る手は三つあるが、2二龍も3三龍も銀を取るのは、同銀と取られ、1四銀打も1二玉で凌がれる。
正解は1一龍と香を取る手。同銀に1五香(1四から1七までどこでも可)と打てば詰みとなる。

第627問

2二飛成・同玉・3二角成まで3手詰。

3二歩成は王手にならず、3二飛成や角成は四段目まで上がられてとても捕まえられない。
2二飛成とここまで進めて捨てるのが好手。1四玉には2五角成までの詰み。同玉と取らせて3二角成と成れば詰みになる。

第628問

2四金・同玉・3四飛成まで3手詰。

単に3四飛成と王手するのは2四歩と合駒され、2五金も同金で、3二角成も2三へ合駒され詰まない。
そこで最初に2四金と捨てるのが手筋。同香なら3二角成と成って詰み。同玉には図のように3四飛成で詰む。

第629問

3三馬・同玉・2三飛まで3手詰。

2三飛は1一玉で、2三銀成や馬もやはり2一玉と下段へ落ちられると飛車の利きが強く詰まない。
3三馬とこちらに入るのが手筋。2一玉には1一飛を用意し、3三同玉と取っても2三飛までの詰みを見ている。

第630問

2三金・同玉・1三金まで3手詰。

2三金打は1一玉で駒が足りないので、盤上の駒を捨てることになる。しかし、1三馬は同玉に2三金打なら1四玉と上部に、2四金打なら下段に落ちられて詰まない。
2三金とこちらを捨てるのが手筋で解決。

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