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2012年9月分の「やさしい3手詰」解答


第644問

3一角・同龍・2三金まで3手詰。

初手2四金や角はいずれも2二玉と下がられると龍の利きも強く詰まない。
そこで下から3一角と王手するのが手筋。2二へ合駒しても2四金まで。3一龍と角を取るのは2三金までとなる。

第645問

4二飛成・同金・2二角成まで3手詰。

2二角成・同金・同馬・4三玉は以下も王手は続くが4筋から5筋へ逃げられてしまう。
4二飛成と飛車を成り捨てるのが手筋。同金と取る一手だがそこで2二角成と成れば詰み。

第646問

3一飛・同玉・2二金まで3手詰。

横から飛車を打つ手が目に付くが、1二飛は2三玉から3四玉で、2二飛は馬筋が止まる為、やはり三段目から脱出されてしまう。
3一飛と下から打つのが手筋。同銀は3三金、4三玉は4四金の頭金、2三玉は1三金までの詰みとなる。

第647問

2三金・同銀・3一馬まで3手詰。

2二銀不成と取るのは、同玉なら詰むが、2四玉と脱出されてしまう。
2二の銀を移動させる意味で2三金と捨てるのが手筋。
同銀と取る一手に3一馬と寄ればその状態で合駒利かずの詰みとなる。

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