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2012年12月分の「やさしい3手詰」解答


第657問

4三金・同銀・4一角成まで3手詰。

2二金や単に4一角成と王手するのは上部へ脱出されてしまう。また、3一金は同玉なら4一角成までだが、4二玉から5筋へ出られてしまう。
4三金と打ち、同銀とこの地点を封鎖しておくのが手筋。それから4一角成と成れば詰みになる。

第658問

3三角・同玉・4二龍まで3手詰。

初手4二龍と王手しても合駒をされ、その後角を打っても捕まらない。また、1一角とこちらから打つのは、1二玉でやはり足りない。
3三角とここから打つのが手筋。1二玉なら1一龍(角成)まで。同玉には龍を一つ引けば詰みだ。

第659問

2五飛・同桂・2二桂成まで3手詰。

初手、桂成りの王手はほとんど無意味なので、飛車か馬で王手するしかない。しかし4三馬や5一へ飛車が成るのは合駒されると詰まない。
2五の桂の利きへ飛車を回るのが好手。同桂と桂を跳ねさせることで、角道が通り詰みになる。

第660問

3一金・同龍・2三馬まで3手詰。

4一へ逃がしてはならないので、まず2三馬が浮かぶが、3一玉の後、2一で精算しても2二で精算しても足りない。
初手3一金と打ち、3三玉なら2三馬で、3一同龍とさせておけば2三馬までの詰みとなる。

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