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2013年12月分の「やさしい3手詰」解答


第709問

2三飛・同玉・1三飛成まで3手詰。

3三へ逃げられないようにと1三飛成と成り返るのは、3一玉からの逃走が止まらない。
そこで2三飛と付けて打つのが好手。3三玉とは逃げられないし、3一玉と引くのは2一飛成で詰み。2三同玉とこの位置なら1三飛成までの詰みだ。

第710問

1三角成・同玉・2四龍まで3手詰。

2四の角がいなければ2四龍までの一手詰。という訳でこれがじゃま駒。そこでその駒を捨てることになるが、3三角成は同銀で失敗。1三角成なら、同香でも3三玉と逃げても、同玉と取っても、すべて2四龍で詰みとなる。

第711問

2三飛成・同玉・3三角成まで3手詰。

まず3三角成や飛成りや桂成りを考えるのは実戦的だ。しかし、いずれも一段目に落ちられると二の矢がない。
2三飛成とここまで進めて捨てるのが好手。同玉でも1一玉でも3三角成と成った状態で詰みだ。

第712問

1四馬・同飛・2三馬まで3手詰。

2三香成は取られても逃げられても足りない。となると有力な王手はほとんどなく、初手1四馬の発見も容易だろう。
4一に逃げられず、3三玉には2三馬まで。同飛と飛車を動かして2三馬と入れば詰み。

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