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2004年6月分の「やさしい5手詰」解答


第22問

1三金・同飛・2二金・同玉・3二飛成まで5手詰。

3二飛成と成り込むのは、普通に合駒されて詰まない。また、2二金を先に打つと、同飛・1三金・同玉・1四飛に2三玉とかわされる。
1三金とこちらから打つのが正解。同玉には1四飛があるので、同飛だが、そこで2二金なら逃げ場がない。

第23問

1三飛・同玉・2四角・同歩・2三金打まで5手詰。

順序は、飛車・角・金の順に打つ。初手金を打ってしまうと、最後に飛車が残り1二玉と下がられてしまう。実戦だともっと駒が入り組んでいて分かりづらいが、詰められれば爽快。

第24問

2二金・同銀・3二飛成・同歩・3四金まで5手詰。

2二金に同馬は1四金がある。同銀と誘った形を想定して、飛車がじゃま駒だと言うことに気づくかどうか。そこに気づけば、豪快な飛車捨ての発見も容易だろう。

第25問

1三角成・同玉・1四龍・同玉・2四銀成まで5手詰。

初手1四龍は、2一玉・2三龍に合駒されて届かない。1三角成に2一玉なら3一馬があるという訳だ。1三同玉には手筋の1四龍がピッタリ。

第26問

2一銀成・同玉・3一角成・同玉・3二金まで5手詰。

2一金は、1二玉・2二金・1三玉・2三銀成・1四玉で捕まらない。2一銀成・同玉・3二金は、やはり1二玉・2二金・1三玉で逃げられてしまう。銀捨てから角捨てが詰将棋の手筋。これで上部脱出はできない。

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