2004年7月分の「やさしい5手詰」解答
第27問 5一歩成・3一玉・4二角成・同玉・4一金まで5手詰。 3手目4一金は2一玉で、4二金は同金・同角成・同玉・4一金に3二玉で僅かに届かない。そこで、4二角成という妙手で金一枚を節約する。同金なら2二金まで、同玉には4一金と尻から打てば詰み。 |
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第28問 2一飛成・同玉・2五飛・同桂・2二角成まで5手詰。 2二の飛車がじゃまなので、まず2一飛成と捨てる。そして、今度は、3三の桂を動かすために、5五の飛車を桂の利きに持って行き、強引にこじ開ける。逃げれば飛車成まで、同桂には2二角成までの詰みだ。 |
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第29問 3三桂・2二玉・1一角・同玉・2一金まで5手詰。 角の王手は、2二玉の後、続かない。桂を打って2二玉としてからの1一角が手筋。3三へ上がれず、1三玉なら1四金まで。3一玉や1一同玉なら2一金と打てば詰みになる。 |
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第30問 3一飛成・同金・4二飛・同金・2二金打まで5手詰。 初手4二飛は、同金なら2一飛成だが、同玉で届かない。駒を入手する3一飛成が詰将棋らしくない手。同玉には4一飛があるので同金だが、今度は4二飛と詰将棋らしい一手で仕留める。 |