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2005年3月分の「やさしい5手詰」解答


第61問

3四金・同角・1三飛成・同香・3三銀まで5手詰。

いきなり1三飛成や2三飛成と捨てるのは、3三銀・3四玉・4四金に同銀と3五の銀が動いて上部が開いてしまう。
そこでまず3四金と捨て、ふさいでおくのが好手。1三飛成に同金なら1五銀までだ。

第62問

3二角・2二玉・2三角成・同玉・2四龍まで5手詰。

初手4一龍は2二玉で足りない。3二角に3一玉は、4一角成とし、2二玉なら2四龍、2一玉なら3二馬とやさしい。そこで2二玉だが、2三角成が好手。2四龍と追ったのでは、3一玉・2一龍・4二玉と逃げられてしまう。

第63問

2一飛・3二玉・3三金・同玉・2三飛成まで5手詰。

5一飛とこちらから打つのは、3二玉と上がられ、以下2三金も2一飛成も4三玉で僅かに詰まない。
2一飛とつけて打ち、3二玉に3三金が好手。単に2三飛成だと今度は4一玉と下に逃げられ、金一枚では足りなくなってしまう。

第64問

4二飛成・2三玉・4五角・同龍・3三龍まで5手詰。

初手4二角成や4一角は2一玉と下がられて届かない。
そこで平凡に4二飛成だが、2三玉に4五角が好手。同龍でも合駒しても3三龍までの詰み。2四玉と逃げても2二龍の両王手で詰みとなる。

第65問

1三角成・同玉・2二飛成・同玉・2三金まで5手詰。

上部脱出を防ぐには1三角成以外にない。2五玉なら2二飛成、3四玉なら3五金で捕まっている。
同玉と強引に連れ戻し続く2二飛成が手筋。逃げても取っても金打ちまでとなる。

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