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2005年7月分の「やさしい5手詰」解答


第79問

2一金・同玉・1一飛・同馬・3二金まで5手詰。

3二金など二段目に金を打っても馬で取られ、また1一飛は筋で同馬なら金打ちで詰むが合駒され届かない。
そこで一旦2一金で玉を移動させてからの飛打ちが妙手順。これでどちらで取っても金打ちまで。

第80問

2四金・同玉・3四龍・1三玉・1四香まで5手詰。

初手香打ちに誘われるが、2四香は1四玉で、1六香は同角なら3四龍だが、2五歩と中合いされ、同香なら1四玉・3四龍・2四歩で詰まない。
最初に金を使うのが好手で同角なら3二馬で、同玉には3四龍の手筋で決まる。

第81問

2五香・1三玉・3三龍・同桂・2三馬まで5手詰。

初手はほとんど香打ちよりない。1三玉にどうするかだが、2二へは角、2三へは飛車が利いている。こんな時の手筋は当然焦点への駒捨て。3三龍に同飛なら2二馬まで、同角や同桂なら2三馬(香成)までとなる。

第82問

1二角・3二玉・2一角成・同玉・3一金まで5手詰。

2四金は3二玉で、4五角は3四歩で後続がない。
1二角が手筋。同金なら3三金までなので3二玉と下がる一手だが、そこで2一角成が続く妙手。再度の2三玉には2四金まで、同金なら3三金まで、同玉には3一金までとなる。

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