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2005年8月分の「やさしい5手詰」解答


第83問

3一龍・1三玉・2二龍・同玉・3一角成まで5手詰。

初手3二歩成といきたいが、1三玉と上がられて3五角成には合駒され届かない。
そこで3一龍から2二龍の”押し売り”手順が妙手。つまり4二の龍がじゃま駒でこれがいなければ一手で詰んでいた訳だ。

第84問

2三銀・同玉・3三飛・同玉・3四金打まで5手詰。

いくら豊富な持ち駒でも2二で精算するのはさすがに遠くて足りない。
2三銀が筋で、同玉に3三飛と捨てるのが妙手。同飛なら2二金まで、同玉なら3四金打までとなる。

第85問

4三角・同角・3二銀・同玉・3一金まで5手詰。

1一金は3二玉で全然捕まらない。3二銀は筋だが、同玉で4三から脱出されそう。
そこで最初に4三角と逃げ道に捨て駒。同角とさせておいてから3二銀と捨てる。同金は1二金、同龍は1一金までで詰み。

第86問

3一角・同玉・4二飛成・同玉・5三馬まで5手詰。

3二で精算するのは、角銀の持ち駒となり僅かに詰まない。
手筋の3一角で下段に落とし、4二飛成が決め手。同銀なら3二歩成まで、同玉には5三馬と入れば詰んでいる。

第87問

2一龍・2三玉・1四銀・同玉・1二龍まで5手詰。

1一龍から1三龍と追い回すのは4筋まで逃げられて捕まらない。

2一龍、2三玉の後の1四銀がちょっとした好手。ここ2二の銀を動かして王手するとやはり逃げられてしまうので注意だ。

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