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2006年1月分の「やさしい5手詰」解答


第105問

3二飛・2三玉・1四銀・同玉・1二飛成まで5手詰。

3五飛と上から打つのは上部脱出は止まるが、銀一枚では捕まらない。
3二飛の後、1四銀が逃げ道に打つ妙手。同銀なら2二馬まで、同玉と取らせて1二飛成と成れば詰んでいる。

第106問

2三金・同玉・2四歩・3四玉・3五金まで5手詰。

3三で精算するのは一枚足りない。2三金・同玉に2四飛は3二玉で、2四金は2二玉でこれも届かない。
2三につり上げて2四歩と突き出すのが面白い一手。3四玉と飛車を取らせて金打ちまでとなる。

第107問

2二角・同玉・1三角・同桂・2一金まで5手詰。

2一とと桂を取るのは同玉以下かなり迫れるが届かない。
2二角が手筋と言うもの。4二玉には3一角打・5一玉・6一金まで。同玉と呼び込み1三角が妙手。同玉には2三金まで、同桂に2一金までで詰み。

第108問

1二銀・同玉・1三飛・同角・1一金まで5手詰。

攻めるなら1二から入るしかない。しかし、3手目2三金と打ってしまうと2一玉と下がられて飛銀の受け駒が利いてきてしまう。
1三飛が手筋で逃げても角で取っても玉で取っても金打ちまでとなる。

第109問

3二飛・1三玉・1四銀・同玉・1二飛成まで5手詰。

2三から打つのは取られて一枚数が足りない。
3三へ逃がさないように3二飛を打ち、1三玉に逃げられそうな所へ捨てる1四銀が妙手。同銀なら3一馬まで、同玉には1二飛成の両王手が決まる。

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