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2006年2月分の「やさしい5手詰」解答


第110問

2二龍・同銀・2四桂・2三玉・3二馬まで5手詰。

2一龍や馬は同飛と取られてしまう。また、1三龍とこちらに捨てるのは、同桂でまだ2四へは銀の利きが残る。
と言うわけで、2二へ龍を捨てるのが正解。同銀の一手に桂から馬引きまで。

第111問

3一飛成・2三玉・3二龍・同玉・4一角成まで5手詰。

3一銀成や3三銀成と駒を動かすのは4三の銀に角の利きがあるため足りない。
3一飛成と追い、2三玉に3二龍が妙手。同銀なら3四角成とこちらに成り、同玉には4一角成と一段目に成れば詰みという訳だ。

第112問

3二銀・2二玉・1一角・同玉・2一金まで5手詰。

3二金は1一玉で2二銀(角)から精算しても上部へ脱出されてしまう。
初手は3二へ銀を打ち、2二玉に1一角が手筋。金で取るのは2三金の頭金まで。同玉には2一金の腹金までとなる。

第113問

2一角・2三玉・3三金・同玉・4三飛まで5手詰。

初手は2一角と平凡に打ち、2三玉に3三金と焦点に捨てるのが手筋。ここ先に4三飛と王手をするのは3三歩と合駒され同飛成も同玉で足りない。
3三金に同飛は2四飛まで、同香は3二銀不成まで、同玉は図のように4三飛で詰む。

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