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2007年4月分の「やさしい5手詰」解答


第170問

2一飛成・2二銀・1三飛・同玉・1四銀まで5手詰。

初手1三飛・同玉・1一飛成は2三玉と戻られる。
そこで単に2一飛成。これに合駒は1四銀なので移動合いで応えるが、ここで1三飛が好手。3三へ逃がさず同玉の一手に1四銀までとなる。

第171問

1三角・同玉・3一角・同龍・1二金まで5手詰。

初手1二金と金を使ってしまうと3三玉で捕まらない。
1三角が手筋。3三玉なら3四金。同玉として3一角がまた手筋。2二へ何を合駒しても、また移動合いをしても1二金と打てば詰みになる。

第172問

2二龍・同玉・1四角成・3三玉・3二飛成まで5手詰。

初手2三角成と角の方を捨てるのも手筋だが、同玉・2二飛成・1四玉で、2四の銀が良く利いていて詰まない。
そこで、2二龍と強引に下段へ落とすのが正解。同玉の一手に1四角成とここへ開き王手すれば詰みだ。

第173問

2二角・2四玉・3四龍・同玉・4四飛まで5手詰。

初手は平凡に2二角。2四玉と上げてどうするかだが、馬を取るのは論外。
ここで3四龍と捨てるのが妙手。同馬なら1四飛まで、同玉には図のように4四飛と打てば詰みとなる。

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