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2007年7月分の「やさしい5手詰」解答


第183問

3二飛・1三玉・3三飛成・同馬・3二角成まで5手詰。

初手は3二から飛車を打ち、香のいる1筋へ誘い込む。
3手目2五角では2三玉で詰まないので今度はじゃまな飛車を動かしたいが、1二飛成は同玉と取られ僅かに足りない。3三へ捨てるのが妙手で、これなら3二角成の開き王手で詰みだ。

第184問

3一馬・2三玉・2四金・同玉・1三馬まで5手詰。

初手1三金は1一玉で足りない。3一馬・2三玉は絶対だが、3手目1三歩成は2四玉で、1三馬は3二玉と戻られ詰まない。そこで(3手目)2四金が妙手。玉以外の駒で取るのはいずれも1三歩成まで。同玉は1三馬で詰みとなる。

第185問

2五銀打・3三玉・2三銀成・同飛・3二金まで5手詰。

初手金を打ってしまうと、同じ局面になった時、持ち駒が銀では詰まない。
3手目の銀成りが軽手。同玉や同角なら飛車の利きが消える為、2四金で詰み、同飛なら3二への利きがなくなるので3二金で詰みとなる。

第186問

1三角成・同玉・3一角・同龍・2三金まで5手詰。

3一へ逃がさない為には、1三へ角を打つか成るかしかない。しかし打つのは精算して金香しか残らないので詰まない。そこで捨てて、角金を残し3一角が手筋。2二への合駒なら2四金とここへ打って詰み、同龍と取らせて2三金で詰みだ。

第187問

3三歩成・同玉・2三角成・同玉・1三飛成まで5手詰。

初手3二飛成・同玉・3三歩成は一枚足りない。また初手や3手目に1三飛成は2三歩と合駒される。
3手目の2三角成が詰将棋らしい手筋。同金なら4二飛成まで、同玉には1三飛成までとなる。

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